庭木でも人気のハクモクレンとコブシ。
よく似ているけど見分け方は?というご質問が多かったのでまとめてみました。
2つともモクレン科モクレン属なので似ていて当然なんですね。
花育的には「似て非なるもの」を掘り下げることは、
「同じ仲間でも違うこともある」
という個性の大切さを感じるきっかけになると思っています。
見分ける ポイントは3つ。
①花の大きさ
②花の咲く向き
③花びらの数
まずは、花の大きさ。
ハクモクレンは10㎝前後で大きめ、に対して
コブシは5㎝前後で小さめ。
次に花の向き。
ハクモクレンは上向きにチューリップの様に咲くのに対して
コブシは横向き。
最後に花びらの数。
ハクモクレンは9枚(内3枚は花びらではなくガクですが)
コブシは6枚。
他にも葉っぱの大きさがハクモクレンのが大きい、や
コブシは花のガクのところに葉が1枚付いている、
などがありますが、3つのポイントが分かりやすいと思います。
街中で見分けてみてください。
↓こちらはハクモクレンですね。
モデルハウスのダイニングテーブル用のお花で実は造花です。
グリーンライフプロデューサー吉田美帆