【花育コラム】モクレンとコブシの見分け方

庭木でも人気のハクモクレンとコブシ。
よく似ているけど見分け方は?というご質問が多かったのでまとめてみました。
2つともモクレン科モクレン属なので似ていて当然なんですね。

花育的には「似て非なるもの」を掘り下げることは、
「同じ仲間でも違うこともある」

という個性の大切さを感じるきっかけになると思っています。
見分ける ポイントは3つ。

①花の大きさ

②花の咲く向き

③花びらの数

ハクモクレン(出展「草花300」

ハクモクレン(出展「季節の花300」)

 

 

 

 

 

 

 

コブシ(出展「季節の花300」)

コブシ(出展「季節の花300」)

 

 

 

 

 

 

 

まずは、花の大きさ。

ハクモクレンは10㎝前後で大きめ、に対して

コブシは5㎝前後で小さめ。

 

次に花の向き。

ハクモクレンは上向きにチューリップの様に咲くのに対して

コブシは横向き。

 

最後に花びらの数。

ハクモクレンは9枚(内3枚は花びらではなくガクですが)

コブシは6枚。

他にも葉っぱの大きさがハクモクレンのが大きい、や

コブシは花のガクのところに葉が1枚付いている、

などがありますが、3つのポイントが分かりやすいと思います。

街中で見分けてみてください。

ハクモクレンの樹形(出展「季節の花300」)

ハクモクレンの樹形(出展「季節の花300」)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コブシの樹形(出展「季節の花300」)

コブシの樹形(出展「季節の花300」)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓こちらはハクモクレンですね。
モデルハウスのダイニングテーブル用のお花で実は造花です。

モデルハウス

 

 

 

 

 

 

 

 

グリーンライフプロデューサー吉田美帆

 

 

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