先月と今月2回に渡って行いましたコミュニティガーデンのレポートです。
まだ完成していないので途中経過です。
次回は来春を予定しています。
場所は『未来住まい方会議』YADOKARIさんのご縁で知り合った
オーナー、手槌ダニエルさんの世田谷区代沢の古民家シェアハウスです。
築60年の平屋でサザエさん家のような縁側と玄関のあるお家です。
お庭のbeforeはこんな感じで殺風景、土がむき出しで雑草が生え、
あまり見た目を気にせず選定された樹木たちが南側にそびえ立っています。
今回のご要望は、
「子供が走り回れたりBBQの為スペースを広く使いたい」
という事でしたので、
踏圧に強くて、可愛い花も咲く『ヒメイワダレソウ』を中央に植えて、
殺伐としたブロック塀はポーターズペイントで明るめの色を塗った上に
イラストでアートウォールにし、
縁側の下はアンティークブロックを舗装し、
塀沿いにハーブなどを下草を植え、
東の陽の当たるエリアに家庭菜園を計画します。
第1回目は2015年10月17日(土)
まずは庭の清掃から。雑草やがれきを取り除き、土を耕して腐葉土を敷き込みます。
その後ヒメイワダレソウを30cm間隔で植えていきます。匍匐性なので半年~1年ぐらいで全てカバーされます。
この日は親子で参加してくれた方々もいてとても賑やかでした。
道具はガーデナーのNak Sanalet 甲斐さんが揃えてくれています。
ブロック塀の塗装は、まず塀を水洗いし、乾いたあと「カチオンシーラー」を塗っておきます。
当日は、Porter’s paintsの塗料用シーラーを塗り、ドライヤーで乾かした後、
塗料を塗っていきます。刷毛も専用の刷毛を使います。デザインが良いですよね。
Xの字を描くように塗っていきます。慣れると簡単で楽しいです。
こども達も塗ってくれましたよ。
この日はオーナーさんのインテリアメインですが、アウトドア誌の取材も入りましたよ。
アンティークレンガの舗装は、砕石を敷いた上に、
バサモルと言われる少し粗目のモルタルを敷きその上から並べて置いていきます。
水勾配はプロの職人さんが手伝ってくれたので、水糸を張ってキッチリやっていただいています。
こんな感じです。目地にも植物が入り込みいい感じになる予定です♪
塗装は1度塗りで一旦終了、また後日2度塗りをします。
1回目も2回目も、天気予報は雨でしたが、何故か両日とも晴れるという嬉しい奇跡☆
次回日程が決まり次第UPいたします。
グリーンライフプロデューサー
一級建築士 吉田美帆